こちらの記事では
- これからウォーキングを始めようかなと考えている
- 定期的に歩いているけど、効果的な歩き方を知りたい
そのような方に向けて書いています。
当整体院では、来院された方全員に、「歩く事」を推奨しています。
歩くという行為は、人間の動作の基本となり、筋肉・骨格だけでなく神経・内臓の働きも良くなります。
お身体がどのような状態であっても、人間の体には必要不可欠なものなのです。
※手術や怪我の直後、何かしらの病気を持っている方は医師との相談が必要ですが。
ウォーキングを継続されている方から、
・腰痛がなくなってきた
・肩が軽くなってきた
・お通じが良くなった
・生理痛が軽くなった
・頭痛が減ってきた
と言ったお声を毎日のように頂いております。
もちろん、当院の施術を受けながらなので、その効果もありますが、「歩く事」による体への効果はとても大きいです。
こちらの記事を読んで頂き、少しでも日常の中で「歩く事」を意識して頂けると幸いです。
ウォーキングを続けて頂いた多くのお客様から、
・腰痛がなくなってきた
・肩が軽くなってきた
・お通じが良くなった
・生理痛が軽くなった
・頭痛が減ってきた
と言ったお声を毎日のように頂いております。
もちろん、施術を受けながらなので、そちらの効果もありますが、「歩く事」自体には絶大な効果はあります。
目次
1、ウォーキングの絶大な効果とは?体の全ての機能を高められる
2、どんな歩き方をすればいいのか
3、歩いた後のケア。効果を高まりやすく、かつ疲れを残さない方法。
1、ウォーキングの絶大な効果とは?体の全ての機能を高められる
ウォーキングをする事によって、得られるメリットは数え切れないほどあります。
ただ、
「わかってはいても続けられない」
「なかなか最初の一歩が踏み出せない」
といった方が多いと思います。
まずは、
「歩く事によって体にどのような変化が出るのか?」
を知って頂こうと思います。
①骨盤を中心に、なめらかに動かせるようになる
歩き出すとき、必ず骨盤から動き出します。
骨盤の動きがなめらかに動いていないと、
・歩き出すとき、足先が外に向かってしまう(ガニ股)
・外側に体が偏るので、靴の外側ばかり減る
・歩幅が出ない事で、よくつまずく
といった事につながります。
実際に、心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
「じゃあ、骨盤の動きが悪い状態で歩いたら意味ないの?」
と思われる方がいらっしゃいますが、決してそんな事はありません。
普段、骨盤を動かす機会が少ない人は、「歩く事」によって骨盤の動きをよくしていく必要があります。
実際、現代人はほとんどの人が骨盤の動きが悪いです。。。
目標は30分〜40分の連続した歩行。
・お仕事でよく歩く
・犬の散歩を1時間している
といった方も多いですが、「連続して、止まらない歩行」によって骨盤の動きを取り戻す事ができます。
かといって、それ以下の歩行に意味が無い訳ではありません。
5分でも10分でも「歩く事」を日常に取り入れられると良いですね。
②腕を振り、足を動かす事で、体の歪み・傾きが取れてくる
「鏡を見ると、体が傾いている気がする」
「足の長さを見ていると、左右差がある」
普段意識しない方でも、少しお身体に目を向けると、このような事があるかもしれません。
こういったお悩みにも、歩く事は重要です。
・骨盤を前後の動きを繰り返す
・背骨を前と後ろに湾曲させる
・腕を振る事で、背骨が左右に回る
・股関節・ひざ関節・足関節を連動させる
などなど、一つの歩く行為の中に、上記全ての動きが入っています。
この動きを繰り返していく事で、前後左右に偏った重心が真ん中に行き、体が安定してきます。
「肩の高さに左右差がある人は、しっかり腕を振って、なめらかに動かせるようにする。」
「骨盤に傾きがある人は、歩幅を広めにとって、しっかり力強く歩く。」
など、左右前後の体のバランスが整って、体の様々なお悩みを解決する事ができます。
③日常で溜まってくる、体へのダメージや疲労を取り除く事ができる。
常日頃、人間の体にはダメージが入り続けています。
・デスクワークによって、腰に負担がかかる
・家事で中腰が続くと下半身がだるくなってくる
・車移動で、全身に疲れを感じる。
などなど、普段はあまり気にしないと思います。
少し強めの言い方をすると、常に体を壊し続けているのです。
歩く事は、体に溜まったダメージを外に逃がす事にも繋がります。
・慢性的に腰に炎症として溜まった熱を、外に排泄する。
・歩く事で胃や小腸を適度に動かせるので、お通じがよくなる
・骨盤を繰り返し動かす事で、骨盤内に溜まった老廃物を外に出せる。
こちらはあまり聞いた事がない情報かもしれませんが、ウォーキングによって、体内に溜まった毒素を体外に出す事ができます。
2、どんな歩き方をすればいいのか
ウォーキングを始めようとしている人から、よく頂く質問です。
服装や、歩く時間、続けるコツ、などなど色々と知りたい情報はあると思いますが、一番気になるのは「歩き方」かなと思います。
人にもよりますが、多くの方には次のようにお話しします。
「最初は何も考えないで大丈夫。とりあえず歩いてみましょう。」
歩くことの最初の目的は継続する事です。
あまり難しく考えず、ウォーキングライフを楽しんで頂く事が、継続するための一番のコツだと思います。
慣れてきたら、
・少し歩幅を大きめにとってみる
・肘を90度くらいに曲げて、腕を大きめに振る
など工夫してみると、ウォーキングの効果が高まってきますね。
上級になると、
・歩くスピードを1,5倍ほど上げてみる。
・月に1回、1〜2時間程、長距離を歩いてみる。
など、歩く強度を上げていくと、どんどん体は強くなっていきます。
3、歩いた後のケア。効果を高めやすく、かつ疲れを残さない方法。
次に、歩いた後のお身体のケアについて。
これはとても大事です。
歩いて運動した後のケア一つで、「歩いた時の効果」や「次の日の疲れの残り具合」が全然違ってきます。
ぜひ、こちらもあわせてご覧になってください。
①アイシング
歩いた後、腰や骨盤のあたりに熱が発生します。
これは悪い事ではなく、関節や筋肉を使って発生した熱を外に出そうとする「お身体の生理的な反応」です。
その「熱」は外に逃がしてあげた方が良いのです。
一番の方法は「氷を氷嚢に入れて、腰にあてる事」
スポーツした後、怪我をした後にこの「アイシング」をされた経験がある方は多いのではないでしょうか。
「歩くだけでも、アイシングはした方が良いの?」
といったご質問を頂きますが、絶対やった方が良いです。
むしろ、時間と方法を間違わなければ、毎日やった方が良いです。
もしご興味があれば、こちらの記事も合わせてどうぞ。
→温めるのと、冷やすのはどっちがいい?具体的な方法も含めて解説
②水分補給
これまで、歩く事のメリットをお話ししてきました。
・骨盤の動きをよくする事ができる
・体の傾きや左右差を調整できる
・体内の老廃物を体外へ排泄する
などなど、ここでは書ききれないほどの効能があります。
そして、体の様々な機能の働きを高める時に、絶対的に必要になるのが水分
歩いて体を動かし、筋肉や骨格・内臓の動きをよくした後は、水分が失われている状態にあります。
歩いた後は、いつもより多めに水分を飲みましょう。
一気にガブガブ飲むのではなく、少しずつ、こまめに取る事をオススメします。
冷たい水を飲みたくなる気持ちもわかりますが、できたら常温で。体を冷やさないように心がけましょう。
③軽くストレッチ
歩いた後は、筋肉に疲労が溜まっている状態と言えます。
この時にあまり強くストレッチをすると、逆に筋肉が炎症を起こす可能性もあるので、軽く伸ばす程度がベストです。
歩いた後に軽く伸ばしておくと、筋肉の自己修復と相まって、柔軟な体ができやすくなります。
強く伸ばさない事を意識しておけば、基本的にご自身のやり方で大丈夫だと思います。
こちらの記事に、ウォーキング後におすすめの「全身ストレッチ」のやり方があります。
→運動不足を解消したい方必見。継続率90%超えのストレッチ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少しは、ウォーキングに対する意欲が増してきているでしょうか。
途中にもお話ししましたが、最初の目的はなんといっても続ける事。
毎日でなくても、そんなに長くなくても大丈夫です。
ご自身のペースで歩いて頂きたいと思います。
そして、継続のコツは、楽しむこと。
誰かと一緒に歩いたり、音楽を聴いたり(道中にお気をつけて)、靴やウェアを買って気分を上げたり、自分の知らない道を歩いたり、、、
やり方はたくさんあると思いますが、楽しんで続けて頂ければ、必ずあなたの体はプラスに働きます。絶対です。
もし、お身体の事でご質問などがあれば、ぜひ当院へお問い合わせくださいね。
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