- 長時間立っていても、痛みが出ない方法を知りたい
- 中腰姿勢が苦手なんだけど、なんとかならない?
介護士さんや、看護師さん、外仕事の方の多いお悩みです。
「長い時間立っていると、座りたい気持ちでいっぱいになる」
「昔はもっと体力があったけど、最近は立っているのがしんどい、、」
当院にいらっしゃるお客様から、こんな言葉をよくお聞きします
今回は、
疲れにくい立ち方についてお話ししていきます。
目次
1、立ち仕事の方へのオススメの、「平行立ち」
2、空いた時間に、立ちながらできるエクササイズ
3、立ち仕事にコルセットはどうなの?
4、湿布を貼っても大丈夫?張る時の注意点
1、立ち仕事の方へのオススメの、「平行立ち」
まず意識して頂きたい事は、足先を平行に保つ事
足を平行に保つと、重心がぶれないようになるので、楽に立つ事ができます。
※足の間隔は個人差がありますが、少し開いた方が安定します
例えば、電車で立っている時、
「足を平行に保ちながら立つ」
「足を外に開いてガニ股で立つ」
どちらが安定すると思いますか?
実際やってみると分かりますが、平行立ちの方が圧倒的に立ちやすいです。
ガニ股だったり、片足に体重を乗せたりしていると、後ろに重心が寄ってしまうので、効率の悪い立ち方となってしまいます。
平行立ちの具体的なやり方は、
①足を平行に保ち、母子球に力を入れる
②顎を引いて胸を少し張る
たった2つです。
少しの意識で頭のてっぺんから、足の裏まで綺麗な立ち方ができます。
いつもよりも、疲れにくくなる事を実感できると思います。
2、空いた時間に、立ちながらできるエクササイズ
立ち仕事の方にオススメの「内股スクワット」というものをお伝えします。
このエクササイズを行う事によって、
・骨盤周りを鍛えて、楽に立てるようになる
・股関節が柔らかくなり、疲れをとる事ができる
などといった効果が期待できます。
やり方は簡単です。
①足を肩幅に開き内股で立ち、手を胸の前に置く
②股関節を折るように、お尻を後ろに突き出しながら屈む
これを5〜10回を1セットで、空いた時間にやってみてください。
普通のスクワットのように太ももを意識するのではなく、大事なのは骨盤です。
・股関節の前面に体重を載せる事
・お尻を突き出すので腰が少し張る感じがする事
以上2点が感じられればOKです。※やってみて分かりにくかったお問い合わせください。
同じ場所にいたり、負担がかかる姿勢を長く続けているのは、いくら気をつけていても、負担になります。
体への負担を減らすために、定期的に歩き回る事をオススメしています。
歩く事によって、立ち姿勢の腰への負担を分散する事ができます。
3、立ち仕事にコルセットはどうなの?
コルセットはした方がいいのか?というご質問をよく頂きます。
結論からお話しすると、「ない方がベスト」です。
痛みがある時は、痛みが緩和するのであればしていてもいいと思います。
しかし、基本的にコルセットは、腰の動きを制限する事によって安定させるもの
あまり依存しすぎてしまうと、その制限が癖になってしまうので、注意が必要です。
4、湿布を貼っても大丈夫?張る時の注意点
湿布は炎症を抑える効果があるので、貼っても問題ないですが、注意点があります。
それは、「貼りっぱなしにしない事」
張っている時間が長いと、その場所に熱がこもってしまい、痛みやコリを発生させてしまうかもしれません。
時間は個人差があるのですが、できれば1時間〜1時間半くらいにしておくと安心です。
ちょっとした工夫ですが、湿布の真ん中を丸くハサミで切っておくと、そこから熱が逃がす事ができます。
そして、立ち仕事のケアとして、もっとオススメの方法がアイシング。
→こちらの記事に詳しく書いてありますので、是非読んでみてください。
○温めるのと、冷やすのはどっちがいい?具体的な方法も含めて解説
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