- 痛みがあるときは、冷やす。
- 急性の場合は冷やす。
- 痛みが引いた後は温める
- シップで冷やすのがいい
などなど、ネットで調べると色んなことが書いてありますよね。
病院や整形外科で、お医者さんでも、いろんな見解があります。
当院でもよくある質問の一つで、悩まれている方は多いはず。
こちらのページでは、当院の考え方と、具体的な対処法についてお話ししていきます。
「すぐにでも痛みを取りたい」
「正しいケアの仕方を知れたい」
そんな方は、是非ご覧になってください。
体に溜まった熱を外に逃がす
まず、押さえて頂きたいポイントです。
人間の骨・筋肉はタンパク質でできていて、熱に弱い性質を持っています。
熱が体内に溜まると、骨を変形させたり、硬くなりやすい筋肉に。。。
痛みが強い人は、特に熱を体内に貯めてしまっている状態と言えます。
・腰に熱が溜まると、痛みを感じやすくなる
・首から熱が逃げられないと、肩こりや頭痛の原因に
などと言った事が起こってしまいます。
では、どうしたら熱を外に出す事ができるのかというと、氷を使います。
アイシングと呼ばれるものですね。
氷を使うので、「温めるか?」「冷やすのか?」と言われたら「冷やす」となりますが、もっと言うと「熱を外に出す」というのが正しい言い回しですね。
これから、「氷を使うタイミング」と「具体的なやり方」を解説していきます。
どんな時にアイシング?三つのタイミング
1、運動後に、アイシングをする。
よく、スポーツ選手は運動後冷却したりしますよね?
使いすぎてしまった筋肉や腱・靭帯などの組織を、熱によって壊さないように修復してくれる効果があります。
ウォーキングやジョギングなどの運動後だけではなくて、外出でよく歩き回った後に冷却してあげるのもオススメです。
適度な運動で体を動かした後に、さらにアイシングをする事によって、強い体を作る事ができます。
2、デスクワークや、運転など、長時間座った後
座っている姿勢は、骨盤と腰椎に重力が集中して、大きな負担がかかります。
その負担が続くと、摩擦によって熱が発生してしまうので、関節や筋肉の動きを悪くしてしまいます。
1日の最後のケアとして、毎日アイシングをする事もオススメです。ただし、体全体が寒くならないように暖かいところで行うなど工夫しましょう。
あくまで、「体の負担がかかった所」に行うという事がポイントです。場所は後ほど解説します。
3、「痛み」が発生している時
痛み・痺れが発生している時の多くは、炎症が起こっています。
アイシングで熱を奪う行為は、その炎症を抑えてくれる効果をもたらします。
これだけで完治するというのは難しいですが、
・ホッカイロで温める
・シップを貼り続ける
・お風呂に長く入る
などといった自宅ケアよりも、格段に体を正常な状態へ導いてくれます。
どうやってアイシングすればいいの?用意するものと時間。
用意するものは氷と氷嚢です。
ドラックストアなどで売っている氷嚢の中に、氷を8個~10個ほど入れます。
よく保冷剤ではだめ?と聞かれますが、やはり氷の方が効率よく熱を奪うことができます。
できたら直接当てるといいのですが、
・極度の冷え性
・アイシングに慣れていない
そういった方は、ティッシュを一枚挟んだり、氷を減らして水を多めに入れると冷たさが緩和されます。
そして場所も重要です。
痛みが出ている所でも大丈夫ですが、腰の真ん中の部分がベストです。
関節が集まって熱が発生しやすいですし、体の中心部分から排熱してあげると効率が良いです。
時間は15分〜30分、タイミングは先ほど話しましたね。
図の仙腸関節と呼ばれる部分を狙ってください。
肩こりや首の痛みなどを伴っている方は、同じく、首の真ん中のあたりです。基本的に腰と同じですが、時間は5分〜10分程が目安となります。
施術にアイシングを取り入れています。
当院にいらっしゃる方は基本的に「痛み」または「痺れ」を伴っています。
抵抗がなければ、全ての方にアイシングを体験して頂いております。
アイシングに対して、疑問に思う方もいらっしゃいますが、
「冷たかったけど、以外に気持ちいい」
「冷やした後はすっきりして、痛みが感じにくい」
といったお声を頂いております。
何にせよ、熱を体から出さないと、根本的な改善とはなりません。
こちらでは、ほんの一部の話しかしてませんが、他にもアイシングの効能や活用方法はたくさんあります
そして、当院では熱を自ら外に出せるような体つくりも同時に行います。
熱をしっかりと処理する事で、痛み・痺れといった「炎症の状態」を根本的に改善する事ができます。
まずは、こちらの記事でお話しした事を実践してみてくださいね。
整体院のよくある質問
▷なぜ「痛み」が出るの?整体院での施術方法。 | ▷病院?整体?どっち?迷っているあなたへ |
▷痺れの正体とは?痺れ症状の整体施術 |